私は息子が生後2ヶ月の頃からネントレを開始しました。
そのおかげもあって、息子は赤ちゃんの頃から一人で眠り、4歳になった今でも夜20:30ごろには自分でベッドルームへ行ってベッドによじ登り、お気に入りの毛布を触りながら一人で眠りにつきます。
私の寝かしつけは一切なし!
ちなみに、赤ちゃんの頃から夜泣きもほとんどありません。
赤ちゃん・子供の寝かしつけはママにとっては大きな課題の一つですよね。
でも、赤ちゃんにはセルフねんねする力があります。
大切なのは、そのスキルを引き出してあげることです。
そして、子どもがセルフねんねできると、ママの夜の時間が格段に楽になります。
実際に息子が生後2ヶ月から実践していた、子どもが一人でセルフねんねする寝かしつけ方法、ネントレをご紹介いたします。
こちらの記事は2019年8月に書いたものを再編集いたしました。
ネントレとは?赤ちゃんには一人で眠れる力がある
ネントレとは、子どもが一人で眠れるようにトレーニングしてあげること。
ネントレが成功すると、子どもは一人でぐっすりと眠れるようになり、ママは寝かしつけの時間が必要なくなり、自分の時間を持つことができます。
産後、ママにとって一番大きな課題になるのは「自分の時間がなくなること」。
24時間体制で赤ちゃんの命を守り、授乳、オムツ替え、寝かしつけ……とやることが次から次へとあり、1日があっという間に終わってしまいますよね。
だからこそ、ネントレが成功すると夜のちょっとの時間を自分の時間に充てることができます。
それだけでもリフレッシュできたり、少し休んで疲れを取ったり、自分の好きなことをしたり。
ネントレは、子どもにとっても親にとっても良い循環を生むのではないでしょうか。
私は、息子が生まれる前から、「赤ちゃんには一人で寝てもらおう、極力私が寝かしつけしなくてもいいようにトレーニングしよう」と決めていました。
日本では親と子が添い寝する文化が普通ですが、海外を広く見てみると、親と子どもの寝室が別なのは当たり前。
子どもは、赤ちゃんの頃から別室で眠ることも普通だったりします。
実際、息子のネントレをしてみて、赤ちゃんには自分でちゃんと眠れる力があるんだなぁと分かりました。
フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密 [ パメラ・ドラッカーマン ]
妊娠中に読んでいたのはこちらの本。
海外式というとかなりドライに感じますが、日本の私たちでもしっくりくることばかりでしたよ!
ネントレはいつから?最初は生活リズムを整えて
ネントレをいつから始めるか、もちろん決まりはありません。
私の場合、生後2ヶ月くらいの頃から、まずは生活リズムを整えるところからスタートしました。
最初に決めたのは、息子の寝る時間と起きる時間。
夜寝るのは大体20時くらい。そして、朝は7時には起こします。
もちろん赤ちゃんなので、20時に寝ても24時くらいには一旦起きて授乳しますし、7時に起きても9時くらいからまた朝寝します。
それでもOK。
大切なのは、「1日の終わりに眠りにつく時間」と「1日の始まりに目を覚ます時間」を覚えさせていくこと。
朝日を浴びると、セロトニンという物質の分泌が活発になります。セロトニンの分泌が活発になることで、夜にメラトニンという眠りを誘う物質の分泌を促すと言われています。
生まれたての赤ちゃんは体内時計が狂っている状態なので、まずは朝と夜をしっかり認識させることで体内時計を調整して、生活リズムを徐々に整えるようにしました。
ネントレ成功の秘訣①添い乳はしない
私は添い乳はしませんでした。
添い乳をしてしまうと癖になってしまいますし、おっぱいをくわえながらじゃないと眠れない子になってしまう可能性が高いです。
息子はベビーベッドに寝かせていたので、夜中の授乳のときは、一旦起きて息子を抱っこし私のベッドで授乳して、授乳後はまたベビーベッドに戻す、というようにしていました。
授乳しながらどうしても眠いときは、「このまま寝ちゃえば楽なのに……」と何度も思いましたし、実際授乳しながら二人で寝落ちすることも多々ありました。
でも、なるべく「授乳」と「寝る」は別物だということを認識させるためにも、添い乳はしませんでした。
ちなみに、夜間授乳を除いて、授乳で寝落ちさせるということもあまりさせませんでした。
夜も寝る前に授乳して、ちょっと遊んでからベッドルームに行くようにし、「授乳」と「寝る」は別だということは私自身も意識するようにしていました。
添い乳をしないのは、乳腺炎対策、卒乳対策にも有効かと思います☺️
ネントレ成功の秘訣②添い寝よりもベビーベッド
日本では親と子が一緒に眠るのが一般的ではありますが、やはり私が隣で眠っていないと眠れない子になってしまうのは嫌だったので添い寝はしませんでした。
また、我が家はかなり高さのある海外製のベッドを使っており、そこで息子と一緒に眠るのは落ちる危険性を考えると危ないと思い、やめました。
和室がないため、お布団を引いて眠るという選択肢もなかったので、私たち夫婦は自分たちのベッド、息子はベビーベッドで寝るというスタイルに。
添い寝をしたのはどうしてもぐずったときだけ。
基本的にはベビーベッドで寝てもらうよう、最初からトレーニングをしました。
もちろん、添い寝がいけないことだとは思いません。
赤ちゃんと触れ合いながら眠る時間は、それはそれでとても幸せなことだと思います。
赤ちゃんに1人で寝て欲しいか、ママも赤ちゃんと一緒に寝たいか、で考え方は柔軟に変わって当たり前だと思います。