家族の援助を得られない場合:産後ケアの利用
私は実母に来てもらうことができましたが、 中には色々な事情でご家族に来てもらうなどの援助を得られない場合もありますよね。
そういう時は、産後ケアを利用するということもできます。
例えば、私が住んでいる大阪市の場合、ショートステイやデイケアの利用を通じての産後ケア事業が行われています。
大阪市と業務委託契約をしている産科医療機関、および助産所にて母子同室で助産師さん、保健師さん、看護師さんなどから、からだのケア、こころのケア、そして育児のケアを受けられるサービスです。
産後は、赤ちゃんとの生活は幸せな反面、母乳を飲ませるだけでも乳房トラブルが起きたり、精神的にも身体的にも母親には大きな負担になります。
そのようなトラブルのケアをしてもらえたり、悩みを相談することもできます。
また、沐浴指導なども行ってもらえるそう。
残念ながら、利用できる対象者には条件があったり、適否審査があり、希望する全員が自治体のサービスを受けられるわけではありません。
また、現在産後ケアを受けられる自治体は限られているようで、全国一律のサービスではありません。
産後にヘルプがなく不安だという方は、ぜひお住いの自治体にこのようなサービスがあるのか、ご自身がその対象に当てはまるのか、を調べてみてくださいね。
また、自治体の行なっているサービスではなくても、産後ケアセンター自体は色々な場所にあります。
自治体のサービスとは違って費用がかなりかかってしまう可能性はありますが、使える方に条件があるというわけではなく、予約可能であれば誰でも利用できるので、このようなサービスを利用することもできます。
里帰り出産しない場合も準備が大切!
里帰り出産をしない場合、私みたいに実母に来てもらう方もいれば、義母に来ていただく方、ご夫婦2人で頑張る方、色々な方がいらっしゃると思います。
今回は、実母が来る場合にしておくと良い準備をご紹介いたしました。
実母が来てくれるのはとても安心な反面、お互い気を遣わない分ぶつかることもあります。
ただでさえ産後で精神状態が普段とは違いますし、来てくれる実母も自分の家ではないのでかなり気を遣ったのではないかと思います。
それでも、嫌な顔一つせず、私たちの身の回りのことや、家事全般、息子のお世話など、一手に引き受けてくれてとっても心強かったです。
誰かに産後のヘルプをお願いする場合は、それぞれが気持ちよく過ごせるように準備をし、産後の貴重な時期を過ごしたいですね。