いざ無痛分娩で出産!当日の流れを解説
無痛分娩を予約し、いざ出産が近づいてきました。
特に初産の場合、出産の流れがどうなっているのか、経験がないので分からなくて不安ですよね。
基本的には産院や自治体でママ学級などがありますが、今はコロナの影響でママ学級や説明会もないところもあるそう。
今回は、無痛分娩の場合、当日はどんな流れになるのか、を計画入院からの分娩(計画分娩)、陣痛が先に来てからの分娩(陣発分娩)の場合でお話します。
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無痛分娩だと計画分娩になる理由
無痛分娩を予約すると、基本的には計画分娩になることが多いです。
計画分娩とは、あらかじめ入院日を決めて、人工的に陣痛を起こし、出産すること。
メリットとして、日程を先に決められるので心の準備ができること、家族もスケジュールを調整しやすいことが考えられます。
一方、自然陣痛ではないのはそれなりにデメリットにもなります。
場合によっては、赤ちゃんがまだ生まれてくる準備が整っておらず、促進剤を入れてもなかなか本陣痛へ進まず後日やり直すことも。
また、促進剤は薬なので効き方、反応には個人差があり、なかには陣痛が強くなりすぎてしまうこともあるそうです。
では、なぜ無痛分娩を選択すると計画分娩になるのでしょうか。
それは、麻酔科医を常時配置するのが難しいからだと思われます。
そのため、「先に陣痛が来た場合や先に破水した場合は無痛分娩はできません」と言われる場合もあることを覚えておきましょう。
筆者の場合、もともと予定日の5日前に入院し、翌日に出産予定でした。
計画分娩の流れと入院後の処置
計画分娩の場合、出産予定日の前日に入院します。
この時点でまだ陣痛は来ていないので、体は出産に向けて準備完了した状態ではありません。
そのため、まずは子宮頸管を広げる処置をします。
計画分娩にならなかった私はこの処置をしなかったのですが、「ものすごく痛かった!」という感想はよく聞くので、痛いと思って心の準備をしておくと良いですね!
子宮頸管を十分に広げたら、翌日、つまり出産予定日となる日についに陣痛促進剤を投与します。
陣痛促進剤を投与することで人工的に陣痛を起こし、分娩に向けて進みますが、分娩の進み具合は個人差があります。
当日中に産める人もいれば、出産は翌日になる人、促進剤を投与したけど陣痛がなかなかこなくてやり直す人、場合によっては帝王切開になる人など様々です。