大阪で涼しげな風鈴の音を!水無瀬神宮
日本の夏といえば、花火、夏祭り、スイカやセミなど、ちょっと懐かしい風景を思い返しませんか?
そして、音色が涼しげな風鈴も、日本の夏の風物詩。
新型コロナウィルスで遠出はしづらい時期ですが、涼を求めて風鈴祭りが開催されている水無瀬神宮へお出かけしました。
今回は、水無瀬神宮の風鈴祭りやアクセスをご紹介します。
水無瀬神宮とは
大阪は北摂の住宅街に静かに佇む水無瀬神宮。
私も、風鈴が見られる場所ないかな~と調べるまでは全く知らなかった場所です。
当宮は鎌倉時代、時の流れに翻弄され遠く都を離れた隠岐、佐渡、阿波でお隠れになられた三天皇の御霊を弔うために後鳥羽天皇縁の水無瀬の地に建立されました。(水無瀬神宮HPより抜粋)
三天皇とは、第八十二代天皇 後鳥羽天皇、第八十三代天皇 土御門天皇、第八十四代天皇 順徳天皇を指すそうです。
その昔、特に後鳥羽天皇は、日本史で学習したような気がします。
夏の間、「招福の風」と言われる風鈴祭りが行われていますが、見どころはそれだけではありません。
境内には、日本名水100選のひとつ「離宮の水」が湧き出ており、その取水のために訪れる方もたくさんいらっしゃいます。
風鈴祭り「招福の風」
風鈴祭り「招福の風」は、2020年は7月1日から9月9日まで行われています。
境内には約700個の風鈴があるそう!
あいにく私が行った日は無風で、「ちりーん」という涼しげな音色はなかなか聴けなかったのですが、見ているだけでも涼を感じることができますよね。
風鈴の短冊には願い事を書くこともできます。(500円/2枚まで)
今後の日程は8月8日、9日、10日の3日間限定ですが、ライトアップもしているそうです。
夕暮れ時のライトアップされた風鈴も風情を感じられそうですね。
また、境内には風車もありました。
神社内に風が吹くとくるくる回る風車。
息子も頑張ってふーっとしながら風車を回していました。
子供の頃に夏祭りで見たような風景にとても癒されますよ。
日本名水100選のひとつ「離宮の水」
水無瀬神宮のもう一つの見どころが、境内で取水できる名水です。
こちらの「離宮の水」は、大阪府で唯一日本名水100選に選ばれています。
私たちが訪れた時も、取水場には行列ができるほどの人気ぶりでした。
取水時間は6時から17時と決まっていて、近くにお住いの方はもちろん、遠くからこのお水を求めて来る方も。
1人一回20リットルまでと決まっています。
私たちは風鈴目当てで行って、こちらの名水もたまたま知ったという感じだったので、とりあえず持っていたペットボトル500mlに取水しました。
周りの方は、皆様ポリタンクを持ってきていましたよ!