赤ちゃんとの海外旅行はいつからOK? おすすめの旅行先や旅の注意点を解説

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もともと客室乗務員としてフライトしていたこともあり、旅はライフワークの一つ。

妊娠中も体調と相談しながら香港やハワイに行きましたが、出産後はしばらくはお預けに。
まだコロナ前だったこともあり、出産後に息子と一緒に海外旅行に行くことをとても楽しみにしていました。

親友が海外挙式することがきっかけとなって、2018年、息子が生後4ヶ月の時に赤ちゃん連れ海外旅行デビュー

そして2022年秋、新型コロナウィルスによる水際対策の緩和も進み、「赤ちゃんと海外旅行をしたい」!という方も多いのではないでしょうか?

今回は、「赤ちゃん連れ海外旅行はいつからOK?」の疑問にお答えし、赤ちゃんの海外旅行デビューにおすすめの時期や、赤ちゃん連れ海外旅行での用意、赤ちゃんとの海外旅行の際に知っておきたい注意点、おすすめ旅行プランなどを実体験からお話します。

こちらの記事は、2018年10月に書いたものに必要な文言等を追記、その他の部分も修正の上、再編集いたしました。

Contents

赤ちゃん連れ海外旅行はいつからOK?

飛行機の翼

そもそもいつから赤ちゃんを海外旅行に連れて行っていいのか、悩むところだと思います。

日本の航空会社のHPを確認したところ、乳児の利用をOKと規定しているのは生後8日以降。

JAL:お子様の国際線ご利用についてのご案内
ANA:小さなお子様連れのお客様[国際線]

新生児のタイミングで海外旅行に行く方はあまりいないとは思いますが、ご家庭の事情や移住などで飛行機を利用される方はいるかもしれません。

生後8日以降であれば、ママは大変かもしれませんが、赤ちゃんと飛行機に乗ること自体は問題ありません。

ただし、国際線に搭乗するためにはパスポートを取得する必要があり、パスポート取得のためには戸籍謄本や戸籍抄本が必要です。

戸籍謄本・戸籍抄本の取得には出生届から1週間前後必要で、パスポート取得にも1週間程度は必要です。

赤ちゃんとの海外旅行は生後8日以降可能ではあるものの、手続きで約2週間ほど必要ということは知っておいた方が良さそうですね!

赤ちゃん連れ海外旅行デビュー!生後4ヶ月がおすすめな理由

赤ちゃんの両足

私が赤ちゃん連れ海外旅行デビューをしたのは、息子が生後4ヶ月のとき。

振り返ってみるとこのタイミングがとても過ごしやすく、赤ちゃん連れでの海外旅行デビューを考えている方におすすめ!
その理由を4つご紹介します。

生活リズムが整ってきている

寝ている赤ちゃん

個人差はありますが、生後4ヶ月になると睡眠や授乳のリズムが整ってきて、寝る時間が定まってきたという赤ちゃんも多いです。

そのため、昼夜問わず泣いているということが減り、授乳やお昼寝の時間などを設定しやすくなるので、赤ちゃんとの海外旅行のハードルも少し下がります。

首が座っている

生後4ヶ月になると、首が座ります。

首が座ると、抱っこが安定して少し楽になりますよね。

とくに長時間のフライトであれば、首が座っていることで抱っこ負担が軽減されるはず。

寝返りをまだしない

生後4ヶ月の時期だと、まだ寝返りをしない赤ちゃんも多いですよね。

赤ちゃん自身があまり動き回らない時期なので、飛行機移動もそこまで大変ではありません。

生後5ヶ月にもなるとくるくる寝返りを始め、息子は寝返り返りも早かったので、生後4ヶ月での移動は割と楽でした。

まだ寝返りしないというのは旅行先でもポイント!

旅行先では、大人のベッドで一緒に寝ることもあるかもしれません。

海外のベッドは高さがあるものも多く、寝返りをしていると落ちるのではないかと心配になりますよね。

もちろん、寝返りをする前でも足の力で動くことは動くのですが、寝返りを始める前よりはママの気持ちも安心です。

離乳食がまだ始まっていない

生後4ヶ月のときはまだ離乳食が始まっていません。

そのため、赤ちゃんの食事に関しては、ひとまず母乳とミルクだけを考えていればOK!

離乳食が始まると、荷物の量がとっても多くなります。
特に海外旅行の場合は日本から離乳食を持参することが多いので、どうしても荷物がかさばります。

生後4ヶ月のうちは、わりと荷物を減らして旅行に行けるタイミングです。

赤ちゃん連れ海外旅行に人気の国

海辺のサングラス

赤ちゃん連れ海外旅行デビューでは、なるべくママにも赤ちゃんにも負担がない国を選びましょう。

行きやすく、人気の国をピックアップしてみました!

日本から近い国

日本から近い国であれば、フライト時間が短く済みます。

赤ちゃん自身も、狭い機内で過ごすのはストレスで泣いてしまうかもしれません。

ママやパパも「泣いたらどうしよう」、「他のお客さんに迷惑をかけてしまうかも」と心配になってしまいますが、短いフライトであればそんな心配も軽減できます。

日本と時差のない国

時差は身体にとって大きな負担です。

大人でも、時差があるとしんどいなと感じたり、朝晩の睡眠が狂ったりしますよね。

なるべく日本と時差のない国を選んで、身体への負担を軽減しましょう!

暖かい国

子連れで夏の旅行も冬の旅行もしたことがありますが、断然夏の旅行が楽です!

洋服も軽装で済みますし、暖かい穏やかな気候は身体も楽。

赤ちゃんとの海外旅行であれば、暖かい国を選ぶのがおすすめ。

アジア圏であっても、なるべく暖かい時期に行きましょう!

赤ちゃん連れ海外旅行で行くならここが人気!

上記のおすすめポイントを考えると、一番のおすすめはグアムやサイパン。
時差も1時間しかなく、暖かく、日本から3〜4時間のフライトで行ける近さです。

私自身、子どもの頃は飛行機が苦手だったので、遠くへ行く海外旅行より、グアムやサイパンの方が安心でした。

もちろん、子どもも過ごしやすいハワイもとってもおすすめ!

少しフライトタイムが長くても頑張れるという方は、タイ、シンガポール、バリ島あたりも暖かく、時差が少なく過ごしやすいですよ。

やはり、リゾート地がおすすめです!

赤ちゃん連れ海外旅行での注意点

赤ちゃんの足

何かと不安な赤ちゃん連れの旅行。

しかも、初めての海外旅行ともなれば、心配が尽きないですよね。

事前準備をしっかりと!

まず、パスポートの取得、持ち物の準備、そして海外旅行保険加入などの事前準備をしっかりと行いましょう。

海外旅行では現地調達できないものが多かったり、現地調達できても日本とクオリティが違っていてママも赤ちゃんも不安になってしまう場合もあるので、持ち物は多めが安心です。

kico

赤ちゃん連れ海外旅行の持ち物についてはまた記事に書きます!

スケジュールを詰めすぎない

大人旅だと、旅行中にいろいろな予定を詰めていたかもしれませんが、赤ちゃん連れ海外旅行の場合は余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。

赤ちゃんのお昼寝の時間をしっかり確保してあげることや、なるべく睡眠や授乳リズムを崩すことのないようにしてあげましょう。

ママ自身もスケジュールを詰めすぎると疲れてしまうので、観光よりもゆったりとした時間を過ごすことをメインに考えた旅程がおすすめです。

医療機関をチェックしておく

事前準備では海外旅行保険への加入もマストですが、それと同時に現地の医療機関もチェックしておきましょう!

何かあった場合宿泊するホテルの近くに医療機関があるのか、日本語も通じるのかなどを知っておくだけで安心です。

初めての赤ちゃん連れ海外旅行を楽しむには

浮き輪に乗っている赤ちゃん

初めての赤ちゃん連れ海外旅行を楽しむには、ぜひ以下のポイントを抑えましょう!

✔︎行き先の国を厳選!
✔︎事前準備を徹底!
✔︎現地では赤ちゃんのリズムに合わせて過ごす!

大人だけの旅とは違って、何かと大変な赤ちゃんとの海外旅行。

普段より大変ということをしっかり理解して、準備を周到に行い、赤ちゃんの負担にならないようなスケジュールでママも赤ちゃんとの海外旅行を楽しみましょう♪



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この記事を書いた人

子育てしながら、Beauty & Travelエディター・ライターとして活動中。
雑誌・Webなど複数メディアにて執筆しています。

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