新型コロナウィルスによる旅行自粛も緩和に向かい、これからは赤ちゃんと一緒にたくさん旅行を楽しみたい!と思うママも多いのではないでしょうか?
ただ、赤ちゃん連れで飛行機に乗るのは何かと不安ですよね。
そこで、月齢別で赤ちゃん連れ飛行機がスムーズに行くコツを、実体験を元にお届けします。
今回は、生後5ヶ月〜9ヶ月の赤ちゃんと一緒にママが安心して飛行機に乗れるよう、機内での過ごし方をお話します。
こちらの記事は、2019年6月に書いたものに必要な文言等を追記、その他の部分も修正の上、再編集いたしました。
生後5〜9ヶ月の赤ちゃんとのフライトってどんな感じ?
0-4ヶ月の赤ちゃん連れフライトのコツについては、別の記事に書いています!

なぜ4ヶ月で区切ったかというと、大体の赤ちゃんがここまではねんね期だからです。
でも、5ヶ月にもなると寝返りをし始めたり、6ヶ月ごろにはおすわり、7、8ヶ月ごろにはズリバイやつかまり立ちをしたりと、4ヶ月までの赤ちゃんとはまるで違う動きを始めます。
離乳食もスタートするし、とくに長時間のフライトになるとママは大変!
そのため、赤ちゃん連れフライトの対策もねんね期の赤ちゃんとはちょっとずつ異なってきます。
基本をおさらい!赤ちゃん連れフライトに必要な持ち物
まずは、基本の持ち物をチェック!
- オムツ(多めに!)
- お尻拭き
- オムツ替えシート(機内のトイレのオムツ替え台はそのまま寝かせたら痛いし、衛生面でもあると安心)
- オムツ用ゴミ袋(オムツをそのまま捨てるのはマナー違反。捨てるならオムツ用ゴミ袋に入れましょう!)
- 粉ミルクや液体ミルク
- 哺乳瓶
- 調乳用のお水やお湯(必要な方のみ・国際線の場合、基本的には持ち込めません)
- 抱っこ紐
- おくるみ
- 赤ちゃんのお着替え一式(2セットくらいあると安心)
- 赤ちゃんのおもちゃや絵本(スマホやタブレットもあり!)
生後5〜9ヶ月の赤ちゃんのために用意したい持ち物
基本の持ち物にプラスして、その月齢に合った持ち物も用意しましょう!
- 離乳食(もし機内で食べるなら)
- ストローマグ(すでに飲み始めているなら)
赤ちゃん連れのフライトでも大丈夫!フライト時間は睡眠リズムに合わせて
これは、さらに月齢が上がったお子様にも共通することですが、赤ちゃんが寝る時間にフライトの時間を合わせるだけでストレスはかなり軽減されます。
生後5〜9ヶ月の赤ちゃんであれば、日中は朝寝1回、お昼寝2回(あるいはお昼寝1回)の子が多いのではないでしょうか。
息子の場合、朝寝は30分くらいしか寝なかったので、なるべくお昼の寝そうな時間にフライトを合わせるようにしていました。
うまくタイミングを合わせられれば、機内にいる間はずっとぐっすりお昼寝してくれた!なんてことも可能に。
旅行だと移動の時間にあまり自由がきかないこともありますが、可能であれば赤ちゃんが寝る時間がちょうどフライトになるように調整しましょう!
また、生後8ヶ月でハワイに行った時は、夜出発でした。
いつもの寝る時間に普通に寝てくれて、機内でもかなり楽でしたよ♡
大人は疲れるけど、子連れの場合は意外と深夜便が使えます。
赤ちゃん連れのフライトでも大丈夫!離乳食と授乳の時間を逆算する
生後0〜4ヶ月の時は授乳の時間だけ気にして逆算していればOKでしたが、この頃になると離乳食の時間も気にしなくてはなりません。
息子は6ヶ月半で離乳食をスタートし、8ヶ月の時に2回食に。
なるべく大人と同じリズムで離乳食をあげたかったので、1回の時は朝に、2回の時は朝と昼か、朝と夕方にあげるようにしていました。
お昼に離乳食をあげる場合は、離乳食+授乳でかなり時間がかかっていたので、また綿密にフライトの時間から逆算!
機内で離乳食を上げるのは大変なので、出発前の空港か、到着してすぐの空港で離乳食をあげられるように準備していました。
空港の授乳室は離乳食スペースもあり、電子レンジなども完備しているところも多いです!
さらに授乳スペースもあるし、うまくタイミングを合わせては空港の授乳室を愛用していました☺️
赤ちゃん連れのフライトでも大丈夫!お気に入りのおもちゃや動けるスペースを準備
ねんね期と違い、ずっと抱っこ紐の中にいるのを嫌がるようになるのもこの頃。
動けるようになり、特につかまり立ちを始めた赤ちゃんなら、動きたくて仕方なくなります。
無理やり抱っこ紐に入れておくと余計に泣いちゃう子もいるので、もし座席にゆとりがあるならちょっとお膝の上で立たせたり、遊ばせたりするのもおすすめです。
また、お気に入りのおもちゃがあったり、気に入っている動画などがあればすぐに見せられる準備もしていました。
つかまり立ちは、前のシートの方の邪魔にならない程度に。
国際線などのロングフライトの場合、一番前の座席を指定して、足元にレジャーシートを引いて少しハイハイさせるという方もいます。
ただし、急に揺れることもあり安全とは言えないのであまりおすすめはできません。
赤ちゃん連れのフライトでも大丈夫!耳抜きにストローマグを準備
赤ちゃん連れのフライトで心配なのが、耳抜き。
生後0〜4ヶ月の時は、降下開始のタイミングで授乳したり、ミルクを飲ませたりしていました。
でも、生後5〜9ヶ月ほどになるとストローマグで上手に飲める子も多いと思います。
なので、お水や麦茶をストローマグに入れて準備しておくのがおすすめ♡
降下開始したら、すかさず飲んでもらいます。
ただ、ストローマグは注意が必要です。
私がハワイ便に乗ったときのこと。
上空でストローマグの蓋を開けたらすごい勢いでストローからお茶が溢れ出し、他のお客様のお洋服にかかってしまいました……。
よく飛行機に乗って上空に行くと、ペットボトルが膨張して中に空気がたまりますよね。
これは気圧の変化によるもので、実はストローマグの中でも同じ変化が起きています。
ずっと閉めっぱなしにしていたストローマグを開けたので、中の膨張した空気が一気にお茶を押し出すことになってしまいました。
かけてしまったお客様はとても良い方でしたが、私の注意が足りなかったなぁと反省です。

皆様もどうぞお気をつけて!
ストローマグは、リッチェルを使用していたのですが、今はこんなにかわいいデザインのもあるんですね♡
動き始めた赤ちゃんとのフライトは睡眠リズムに合わせて乗り越える!
その他、通路側を指定しておくことや、オムツや着替えを多めに持ち込むこと、持ち込みたいアイテムなどは0〜4ヶ月の赤ちゃんと変わりません。
この頃の赤ちゃん連れのフライトで大変なのは、とにかく動きたい欲求がすごく、ねんね期の頃みたいにじっとしていられないこと。
ただ、日中の寝るリズムが整ってくる頃なので、なるべくお昼寝に合わせて、心配な離乳食などもすぐにあげられる準備を完璧にしておいて臨んでみてください♡
息子の場合は、10:00頃の朝寝の時間、14:00頃のお昼寝の時間を狙ってフライトに乗るようにしていました。
どうぞご参考になりますように♡