新型コロナウィルスが心配!海外旅行はどうする?
世界的に流行し始めた新型コロナウィルス。
特効薬もなく、感染しても無症状の場合もあり、無自覚で感染を拡大させてしまう恐れがあります。
日に日に世界で増え続ける患者数にどうしても心配してしまいますよね。
直近で海外旅行の予定があると、旅行に行くべきかどうかで悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。
すでにキャンセルや変更を決めた方もいらっしゃるかと思います。
トラベルライターとして年間で何度も海外に行く筆者ですが、今は海外旅行は控えています。
それは、ただ行動を自粛しなくては、という単純な理由だけではありません。
私が考える今は海外旅行を控えている理由、またもし行くのであれば考えるべきことをお話します。
海外でどこにも行けないかも!?日本人の海外での入国制限・行動制限
外務省が発表している情報によると、2020年3月9日7時現在、日本人は世界の27の国・地域で入国制限がされています。
それ以外に63の国・地域で入国後の行動制限措置が取られています。
参照:
外務省海外安全ホームページ
新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限
随時更新されるので要チェックです!
つまり、これらの国であればもし旅行で訪れたとしても、自由に観光にも行けない可能性があります。
入国後の行動制限措置が取られている63ヶ国・地域の中には、日本人旅行客にも人気のタイ、台湾、ベトナム、トルコなども入っています。
そして、これらの措置は今後も状況に応じて変更になる場合が考えられます。
今まで大丈夫だと思っていた国がいきなり入国制限、あるいは入国後の行動制限措置に踏み切る可能性もあります。
自分は感染していないからと海外旅行に出かけても、十分楽しめない可能性、そもそも入国できないリスクがあるということをしっかり理解しておきたいですね。
日本に帰国してから隔離!?日本が入国者に対して行なっている入国制限
また、2020年3月9日0時に日本政府は、中国および韓国からの入国者に対し、14日間の自宅や宿泊施設での待機を要請する入国制限をスタートしました。
参照:
厚生労働省ホームページ
これから海外から日本へ来られる方へ、これから海外へ行かれる方へ
こちらは日本人も対象であり、第3国を経由して入国する場合も対象とのことです。
さらに、中国や韓国に旅行で出かけたわけではなくトランジットで利用した場合も対象になります。
韓国の仁川空港は世界的にもハブ空港として有名であり、トランジットに利用する方も多いはず。
すでに昨日までに駆け込み帰国があったようですが、これからもし海外旅行に行き、帰りが中国や韓国を経由する場合、日本に帰国後は14日間隔離される、空港からも公共交通機関は使えないということを念頭に置いて計画した方が良さそうです。
また、これらの措置もいつどのように変更になるか分かりません。
今は中国と韓国が対象ですが、今後増えないとも言えないですよね。
自分が海外旅行に行こうとしている国は大丈夫という楽観的な見方ではなく、リアルタイムな情報を追いながら冷静に「今海外に行って大丈夫かどうか」を判断した方が良さそうです。